ホ・オポノポノで人生が変わる

古代ハワイから伝わる伝統的な問題解決と和解の儀式

もともとは家族や部族の中で争いや問題が起きたとき、集団で話し合いをし、許し合い、関係を修復するために行われてきました。

ハワイ語で「ホ・オポノポノ」とは「正しく整える」という意味があり、心と人間関係の調和を目的としています。

現代のホ・オポノポノは、カフナ

(ハワイの伝統的な知恵を継ぐ人)

モーナ・ナラマク・シメオナが、個人が一人でも実践できる形に再構築しました。

彼女の教えを受け継いだイハレアカラ・ヒューレン博士が、世界に広めたことで有名になりました。

4つの言葉

「ありがとう」

「ごめんなさい」

「許してください」

「愛しています」

この4つの言葉を唱えるシンプルな方法は、現代人にも受け入れやすく、セルフクリーニングの手段として広く知られています。

ホ・オポノポノ(Ho’oponopono)は、この4つの言葉を唱えることで、自分の内面を浄化し、心の中の不要な記憶や思い込みを手放すとされています。

ホ・オポノポノの考え方では、起こる出来事や問題の原因はすべて自分の内側にある記憶や潜在意識に由来すると考えます。

そのため、他人を責めるのではなく、自分の心をクリーニングすることで問題を解決します。

シンプルな言葉の繰り返しが心を落ち着け、感情を整え、無意識の浄化につながります。

家族や人間関係の修復にも活用され、現代では世界中で自己浄化やセルフヒーリングの方法として人気があります。

ホ・オポノポノは、「土地」や「場所」の浄化にも応用される

ハワイの伝統では、土地や場所にも「記憶」が宿ると考えられ、人間だけでなく土地や家、物にも過去の出来事や感情が影響を与えているとされます。

例えば、争いや悲しみがあった場所にはネガティブなエネルギーが残ると言われ、それを浄化するためにホ・オポノポノを用います。

土地のクリーニングでは、4つの言葉「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」を心の中で唱え、その場所に「感謝」と「愛」を送ることで、土地の持つ重いエネルギーを癒やすとされます。

「不動産」や「引っ越し前の家のお清め」

神社や自然を訪れた時、旅行などにも実践される事があります。

ウニヒピリ(Unihipili)

ホ・オポノポノの教えにおける重要な概念で、私たちの「内なる子ども」や潜在意識を指します。

ハワイの伝統では、人間の心は3つの部分に分かれていると考えられます。

意識(ウハネ)

超意識(アウマクア)

潜在意識(ウニヒピリ)です。

ウニヒピリは過去の記憶や感情、思い込みを蓄えていて、心の奥に眠るトラウマや習慣を握っています。

ホ・オポノポノでは、問題の原因はこのウニヒピリにある不要な記憶だとされます。

そのため、ウニヒピリと対話し、優しく癒し、愛を注ぐことが大切です。

「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と唱えることで、ウニヒピリを癒し、内側を浄化していきます。

ウニヒピリを大切に扱うことで、自分自身との信頼関係が深まり、心の平和と調和がもたらされると考えられています。