「幸せホルモン」で鬱を卒業
目次
セロトニン、ドーパミン、オキシトシン、エンドルフィン
などを分泌させるには、生活の中で特定の行動や習慣を取り入れることが効果的です。
それぞれのホルモンを増やす方法を以下にまとめます。
1. セロトニン
リズミカルな運動を行うウォーキングなど
日光浴を毎日15~30分取り入れる
トリプトファンの摂取
2. ドーパミン
目標達成をする。小さな目標でも達成していく喜び
新しい未経験の活動や趣味を行う
たんぱく質の摂取
3. オキシトシン
人との触れ合い
信頼関係の構築を人との間で交わす
感謝の言葉を伝えてみる
4. エンドルフィン
強度の運動を行う
笑う、リラックスする
セロトニン(幸せホルモン)について
セロトニンは、神経伝達物質の一つで、主の感情の安定や精神健康に深く取り組んでいます。
脳内では視床下部や大脳皮質、腸内では腸壁に多く存在し、
「幸せホルモン」とも呼ばれます。
セロトニンは、気分の調節、睡眠、食欲、記憶、学習などに影響を与えています。
セロトニンの主な役割の一つは、ストレスや不安を考えることです。
セロトニンの分泌が十分であれば、心が落ち着き、安定した気分を抜けることができます。
その分泌を促進するために、以下の方法が効果的です。
ジョギングやウォーキング、ヨガなどのリズミカルな運動がセロトニンの分泌を促します。
特に朝日を浴びながらの運動は、効果が高いです。
セロトニンは、主の脳内の「セロトニン神経」によって生成・分泌される神経伝達物質です。
体内でのセロトニンの分泌過程を簡単に説明すると、以下の通りです。
セロトニンはアミノ酸の一種である「トリプトファン」から生成されます。
トリプトファン
は体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。
以下はトリプトファンを豊富に含む食品のリストです。
1・動物性食品 魚類サケ、マグロ、イワシなどは高品質のたんぱく質を含み、トリプトファンが豊富です。
肉類では、 鶏肉、七面鳥、豚肉、牛肉など。
特に七面鳥はトリプトファンの含有量が高いことで知られています。
乳製品牛乳、チーズ、ヨーグルトなどは手軽に摂取できる優れた供給源です。
特に卵白にトリプトファンが多く含まれます。
2・植物性食品 大豆食品豆腐、納豆、味噌、枝豆などの大豆食品は、トリプトファンを多く含みます。
ナッツ類アーモンド、クルミ、カシューナッツ、ピーナッツは、
間食種子類ヒマワリの種、カボチャの種、ごまなども有効です。
穀物オートミールや全粒粉のパンなどは炭水化物と言うことで、トリプトファンの吸収が促進されます。
フルーツバナナは少量ながらトリプトファンを含んでおり、気軽に摂取できます。
これらをバランスよく食事に取り入れることで、トリプトファンを効率的に摂取し、セロトニンの生成をサポートできます。
うつ病
脳内ホルモンや神経伝達物質のバランスの乱れが深く関係しています。
特に、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン、コルチゾールといった物質が重要な役割を担っています。
「幸せホルモン」は大切であり、特にセロトニンは感情の安定やストレス耐性に関与します。
セロトニンが不足すると、不安感や気分の落ち込み、睡眠障害が生じます。。
つまり、うつ病ではセロトニンの分泌が低下し、無気力や疲労感が生じるという事です。
「早起きは三文の徳」
と言われるように朝日を浴びることはセロトニンの分泌を促し、やる気を満たします。
子供が元気に学校に行く姿はセロトニンの分泌が活性化している証拠でしょう。
「早寝、早起き、適当な運動とバランスの良い食事」といった日々の当たり前の生活を送ることが「心の病」を防ぐ一番の薬になると考えて良いでしょう。
「幸せホルモン」のセロトニンなどのホルモンは今では科学的に解明され始めました。
昔の人の暮らしが健康維持の原点だと考えられ始めています。
意識的に「幸せホルモン」のセロトニンの分泌を増やしていけるように現代人の私たちもしていくべきですね。
身近でお金をかけずに続けていけそうな「早寝、早起き、適当な運動と、バランスの良い食事」から始めていきましょう。