マザーテレサ(1910年8月26日 - 1997年9月5日)
マザー・テレサはどこの国の人?
アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ(Agnes Gonxha Bojaxhiu)
現在の北マケドニアのスコピエで生まれました。
マザーテレサはその生涯を通じて、最も貧しい人々や病気の人々のために尽力し
「貧しい人々の聖人」として知られるようになりました。
生涯と活動(神からの呼びかけ)
幼少期と修道女への道 マザーテレサは若い頃から神への献身を決意
18歳でアイルランドに渡り、ロレト修道会に入会しました。
その後、インドのカルカッタ(現在のコルカタ)に派遣され、そこで教員として働き始めました。
ミッションaries of Charity(愛の宣教者会)の設立 1946年
彼女は「神からの呼びかけ」を受け、最も貧しい人々のために働くことを決意しました。
1950年にローマ教皇庁から承認を受け、「ミッションaries of Charity(愛の宣教者会)」を設立しました。
この修道会は、病気の人々、孤児、死に瀕している人々など、
社会の最も弱い立場にある人々を支援するために活動を開始しました。
奉仕活動と評価 マザーテレサと彼女の修道会は、世界中で多くの慈善活動を展開
数多くの人々に救いの手を差し伸べました。
ノーベル平和賞を受賞
彼女の活動は広く認められ、1979年にはノーベル平和賞を受賞しました。
彼女は賞金をすべて貧しい人々のために使うことを決意
賞金を受け取ることなく貧しい人々への支援に全額を充てました。
言葉と影響(言葉に気をつけなさい)
マザーテレサは多くの名言を残し、人々の心に深く響くメッセージを伝えました。
言葉は、現実になってしまうので一言一言自分の発する言葉に気をつけなさい言っています。
「愛は家庭から始まります」
「小さなことを大きな愛で行いなさい」という言葉は、彼女の哲学と価値観を象徴しています。
晩年と遺産
マザーテレサは晩年まで活動を続け、1997年に87歳で亡くなりました。
彼女の死後も、愛の宣教者会は彼女の理念を受け継ぎ、世界中で活動を続けています。
2016年、ローマ教皇フランシスコによりカトリック教会の聖人に列せられました。
マザーテレサの生涯と活動は、無償の愛と奉仕の象徴として、今もなお多くの人々に感動とインスピレーションを与え続けています。
人はみな、神に望まれてこの世に生まれてきたのです。
それなのに、路上で飢え、病気になり誰からもかえりみられず、さびしく死んでいくことがあってはならないのです。
ですから、臨終のとき手を握って、あたたかい愛情をあたえすべての人に、この世には 深い愛情があることを伝えたいのです。
人間にとって最も悲しいことは、 病気でも貧乏でもありません。
自分はもういらない人間だと感じることです。
ですから、死にのぞんで、 自分は望まれてこの世に生を受けたのだと感じてもらいたいのです。
この世の中の最大の悪はこういう人たちに無関心で、愛がたりないことです。
「マザーテレサの100の言葉」の本
マザーテレサの言葉を聞くと心が浄められます。
聖人と言われる人の言葉は、この世の凡人である私には厳しいのですが、真実の言葉であるのでやはり、生きる原点に回帰します。
しかし、マザーテレサの言葉を光の道標に生きれば何だか安心して毎日を過ごせます。
大きな大きな愛を追い求め日々祈ってきたマザーテレサという生きた聖人がこの世に存在したことは事実です。
同じ人間に生まれ、こんなに気高く、分かりやすく「愛」を説いたマザー・テレサの言葉が現代でも語られ書籍になっている事に感謝しかありません。
全ての人がこのマザーテレサの言葉に触れることができたらきっと世の中は大きく変わるはずです。
ぜひ、道に迷ったときはマザーの言葉に触れてみて下さい。