スピリチュアリストになった経緯

 1997年7月20日の夕方、家の近くの海岸を散歩していたら「パリン」と何かが壊れた音が聞こえ、私は倒れました。その瞬間から暫くの間の記憶は全くありません・・・。

そして、3日間程の間、深い眠りに落ち入ったようです・・・。

その3日間の事は、夢なのか現実なのか理解できませんが、虚ろに覚えています。

様々な幻を見ました。会ったこともない人物が現れ、頭が割れる程のお喋りや、私への問いかけが聞こえてくるのです。

輪廻転生の話

「貴方は選ばれたんだよ。一緒に役目を果たしますか?それともこの人生を終わりにしますか?」と言われました。

私はすぐに「はい。」とも「いいえ。」とも言えませんでした。

私に起きた事が理解できなくて、きっと自分の頭がおかしくなったんだと思ったからです。

人は何度も何度も生まれ変わるんだと教えられました。歴史的には、ニケーアの宗教会議で輪廻転生の事は、封印されたといっていました。

その頃、高校で社会科の非常勤講師をしていた私は世界史の教科書に載っているニケーアの宗教会議の事は知っていたし、歴史の授業ではその事も話していました。

しかし、輪廻転生については全く知りませんでした。また、教科書でも触れられてもいませんでした。

それから、現実の世界に戻ったのは3日目です。私は、どうも違う世界を旅していたようです。

自然に元の自分の意識が戻ってきて家族は安心したようですが、当の私は全く夢と現実の世界の狭間に存在しているようでフワフワとして定まらない感情のままでした。

老人の占い師との出会い

あの夏の日の出来事はしばらくの間フラッシュバックが起こって怖くなり一人でいると辛い時間を過ごしました。

私に起こった事は一体何なのか・・・。理由を知りたくて、 心理学の本や精神科の本を一日中読みあさりました。

しかし、自分にはしっくりこないのです。私の身に起こった事は、心の病気だけでは括れない理由があるはずだとその時感じました。

私がスピリチュアリストになった原点の出来事です。

ある日、精神世界(スピリチュアル)に関する内容の書物を一冊見つけました。

そこには、「サイレント・コーリング」というタイトルがありました。

宇宙から届くメッセージや呼びかけという内容の物でした。

私にもサイレント・コーリングが起こり、その呼びかけに自分で応じたんだと感じました。

それからです 精神世界(スピリチュアル)という言葉にどんどん引かれていったのです。

ある日、友人から路上に座っている一人の老人の占い師さんの話しを聞きました。

「この人に会いに行こう!」と直感が湧き、そして次の日その占い師さんに会いに行きました。

椅子に座った瞬間「貴方はこの世の光だよ・・・。」と言って手を握ってくれました。温かく大きな手に包まれた瞬間、私は声を出して大泣きしました。

この人は全てを分かっている。そう感じました。

真っ暗な穴の中から解き放たれ、新しい自分が生まれたんだと悟りました。

「貴方もこの道を歩いて行きなさい。それが生きることの意味だよ。」と言われました。

私の魂が喜びに溢れた第二の誕生の日です。

フィンドフォーン(スピリチュアルコミュニティ)での体験 

しばらく経って、「心の扉を開く」(アイリーンキャデイ著)という黄色い本に出会いました。

作者はスコットランドのフィンドフォーン在住です。心の声の呼びかけに従って生きた年老いた女性の本。

アイリーンキャデイに会ってみたいなと思いました。

願いは叶い、西暦2000年スコットランドのフィンドホーンを一人で訪れました。

小さな瞑想室で彼女と一緒に祈れた日が懐かしい記憶・・・。

私はスピリチュアルな道を歩いてく決心をしました。

心に光を灯すのが私の仕事 

あれから、今では18年間以上がすぎ多くの方のご相談を受ける自分がいます。

魂の疼きを感じていらっしゃる方・・・。

光の方向が見えないで彷徨っている方・・・。

心が空っぽの方・・・。

色んな事がもつれて整理できない方・・・。

愛と平和を望む方・・・。

貴方にとって、私が必要な時は、ぜひ天使の部屋の扉を叩いて下さい。

Be-Light!

心に光を灯すのが私の仕事です。

  天使の部屋  angeより

                         

                      

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